DENON S-52 (2号機)

DENON S-52 (2号機) をゲット!

2016年10月16日、パーソナルオーディオシステムの DENON S-52 (2号機) の中古ジャンク品を購入しました。 1号機 を入手して音が良かったので、今回の2号機入手となりました。

2007年12月発売の製品で、定価は税抜83,000円です。

CD 読みません がジャンクの理由です。 ジャンクでも入手する気になったのは、外観が非常に綺麗だから。 部品交換と違って、外観だけは補修に限界があります。

更に修理する楽しみも一緒に買えること。 何にもしないで動作してしまったら困ります。

Wi-Fi および有線 LAN を内蔵でネットワークプレーヤ機能があり、 DLNA による NAS からの再生や vTuner によるインターネットラジオ受信ができます。

FM/AM 受信 / CD 再生 / iPod 再生 / USB メモリ再生 / AUX 入力 もできます。

FM 受信範囲が 76〜108MHz で FM 補完放送 にも対応しているのが嬉しい!

もちろん、私は インターネットラジオ が狙いです。



状態チェック

  1. 外観

  2. 電源 ON にてチェック

  3. 以上より、以下の対策が必要なようです。



メンテナンス&修理

  1. CD ドライブの修理

    1. DENON S-52 サービスマニュアル の手順で分解しました

    2. 取り外した CD ドライブの CD ピックアップを無水アルコールにて清掃しました

      • これでも CD が認識できない状態は変わりませんでした。 こうなると CD ピックアップを交換するしかありません。

    3. 手持ちで同型式の中古 CD ドライブがあったので、交換することにしました

      • 手持ちの CD ドライブは、CD 吸い込みローラに難があったので、この部分は故障の CD ドライブから移植して、2コ1しました。

      • 交換後は、CD の再生が正常にできるようになりました。 また、CD の出し入れもスムーズにできます。

    4. CD 再生は正常になりましたが ・・・

      • 手持ちの CD ドライブは他の機器から取り外した中古品だったので、やや不安です。

      • そこで サービスマニュアル に記載の CD ピックアップ良否判定を実施しました。 手順は以下です。

        • 判定基準は [レーザピックアップ電流の現在値が初期値の 150% を超えると、レーザピックアップの寿命] です。

        • 結果は、[T21 3404 3686] だったので 初期値=34.04mA、現在値=36.86mA です。 36.86/34.04 = 108% なので、まだまだ使えます。

        手順 操作
        1 AC ケーブルをコンセントから抜く。
        2 S-52 本体の [▲] [DIMMER] ボタンの両方を押しながら AC ケーブルをコンセントに接続する。
        3 ヒートランモードが設定され、[SOURCE] [RETURN] LED が両方とも点灯することを確認する。
        4 [RETURN] ボタンを押す。
        5 音楽 CD を挿入する。
        6 [+] ボタンを押して、LCD 表示が [T2 LaserOnOff] になったことを確認する。
        7 [>] ボタンを押すと、LCD に [T21 mmmm nnnn] が表示される。(mmmm, nnnn は数字)
         レーザピックアップ電流 : mm.mm (mA) が初期値、nn.nn (mA) が現在値

  2. タクトスイッチの点検

  3. 全体のクリーニング



使ってみました

  1. 使ってみて判った前オーナの素顔

  2. 高級ネットワークオーディオシステム

  3. 音質

  4. 問題もあり