SONY ZS-D50

高音質・薄型 CD ラジカセ!

2004年8月14日、 ヤフオクで「◆SONY 製 パーソナルオーディオ ジャンク品」というタイトルの SONY ZS-D50 を 1,900円で落札し、8月16日に到着しました。 ジャンクの理由は「カセットが作動しません。」です。

到着してチェックしました。 傷やヘコミなどもなく綺麗な逸品でした。 確かにカセットは動作不能ですが、ラジオ、CD は問題なく動作します。

(参考)ZS-D50 の新発売日は1998年10月21日です。

本体裏側には「外部オーディオ入力」「外部オーディオ出力」「光デジタル出力」などの端子があります。 ロッドアンテナの曲がりもなく綺麗です。

「取扱説明書」「リモコン」「AC100V コード」も添付されています。

音質も良く納得できる逸品です!



操作パネルなど

クロック/タイマー関連、サウンド関連、CD プレーヤー関連、ラジオ関連の操作パネルです。

表示パネルは液晶タイプでバックライトが付いています。 中古 CD ラジカセを買う場合は液晶タイプが良いです。 (蛍光パネルだと寿命が近づいて暗くなっていたり、輝度にムラがあることが多いです。)

ラジオは PLL シンセサイザー方式なので、選局はワンタッチでできます。 FM、AM 共で10局まで放送局周波数をプリセットできます。

CD プレイヤーは CD-R メディアも再生します。 ラッキー!

カセットデッキは上部にあります。 操作ボタンはフェザータッチで軽快です。

オートリバース録音/再生ができます。 EDIT 機能を使って CD からの録音を自動編集で行うことが出来ます。

電源は AC100V と電池との両用です。 電池で使う場合には、この写真の電池ボックスに「単1電池×8本」を入れます。

電池ボックスの奥には更に単3電池用の電池ボックスがあります。 ここには「単3電池×4本」を入れます。 この電池は設定情報記憶用(プリセット放送局とか時計など)です。



カセット部の修理

非常に程度の良い逸品だったので、カセット部が動作しないのは非常に惜しいと思いました。 また、ワイフの車にはカセットラジオしか付いていないので、カセットデッキが欲しいとも思っていました。

早速、修理しましょう!

背面にある15本のネジを外すと、この写真のように前後にパカッと空きます。 ネジのうち1本は電池ボックスにあります。

カセットメカはメカ両サイドにあるネジ2本を外すと取り出せます。 非常にメンテナンス性が良いです。

取り出したカセットメカの裏側です。 角ベルトと平ベルト、合計2本のベルトが使われていました。 このうち平ベルトが外れてメカに絡まっていました。

2本のベルトのうち1本は「角ベルト P#3-029-599-01, \600(税込)」で、今回不良だったもう1本のベルトは「平ベルト P#3-229-349-01, \500(税込)」です。 SONY サービスセンターへ電話したら教えてくれました。 SONY の場合、ユーザー近くの SONY ショップから注文するのが通常だそうです。 値段は SONY から直接買っても SONY ショップから買っても同じ値段に設定されているとのことでした。

絡まっていたベルトは、右の写真のようにヨレヨレになっていたので再使用不可でした。 そこで、近くの サンロード家電 より取り寄せた新品ベルトと交換しました。

!!!直りました!!!

ZS-D50 は新品のようにバリバリ動作するようになりました。 良い買い物だったです。



参考リンク



主な仕様

・受信周波数	FM: 76〜108 MHz(ロッドアンテナ)
		AM: 531〜1629 kHz(内蔵フェライトバーアンテナ)
・CDプレイヤー	20〜20,000 Hz ± 1dB
・カセット	4トラック2チャンネル
		早巻き時間:約130秒(C-60使用)
		20〜15,000 Hz(EIAJ)
・スピーカー	直径8cm 丸形3Ω×2個
・実用最大出力	4.5W+4.5W(EIAJ)
・出力端子	イヤホン端子(φ3.5mmミニジャック)
・電源		・本体用:
		 ・家庭用電源(AC100V, 50/60Hz)
		 ・単1電池×8本
		・メモリー用:単3電池×4本
		・リモコン用:単3電池×2本
・最大外形寸法	435(W)×223(H)×160(D)mm
・質量		4.3Kg(乾電池含む)
・電池持続時間	単1アルカリ乾電池使用時
		・ラジオ受信時: 12時間
		・CD再生時: 3時間
		・テープ再生時: 6時間
・付属品		電源コード
		リモコン(RMT-CD50)
		取扱説明書