GF2MX200S-AGP32SというAGP高速VGAカードを導入し、ついでにIE6もインストールしました。
これがいけなかった!!!
Windows-MeのシステムOSがぶっ飛んでしまいました。
セーフモードでも立ち上がらなくなりました。
仕方ないのでブートフロッピを息子のマシンで作成し、フロッピからMS-DOSをブートし、Windows-MeのCD-ROMより修復インストールして立ち上げることに成功しました。
が、こんな不安定なOSを使い続けるのはもう無理だと判断し、遅ればせながら2001年12月27日に Windows2000をインストールしました。
Windows2000 なら SP2 も出て安定していると思われます。
-
Windows-Meで使っていたドライバソフトがことごとく動かない。
VGAもサウンドもLANドライバも全部動かない。
まずはVGAをマトモに動かさないと画面が見れない・・・次にLANカードをマトモに動かさないとオンラインインストールできない・・・と、結局、徹夜でドライバソフトを全部入れ替える羽目になりました。
-
Windows-Meで動くドライバはWindows2000では確実に動作しないようです。
Windows2000をJavaスクリプトを使ってOS情報を取り込むと「Microsoft Internet Explorer4.0(compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; T312461; Q312461)」と表示されます。
Windows2000の正体は「Windows NT 5.0」だったんだ!!!
「それで(NTなので)、Windows-Meのドライバが動かないほうが当たり前なんだ!!!」と勝手に納得しています。
-
いろいろアプリケーションソフトを動かしてみて、やはりWindows-MeよりWindows2000のほうがはるかに安定です。
Windows-NTの後継だけのことがあります。
IE6も何の問題もなく動作しています。
Windows-Meの時は1時間稼動くらいでソフトの動作が不安定になっていました。
Windows-Meはメモリを256MBも搭載しているのに「メモリが足りません!」のメッセージで困っていました。
これが出ると不安定になって立ち上げ直ししかなかった。
Windows2000を使ってみて
マイクロソフトにもマトモなOSがあったんだ!
と変な感心をしています。
-
Windows2000にしてアンチウイルスソフトが消えてしまった。
元はどこだったんだ?と探してみるとモーモーさんのパソコンについていたシステムCD-ROMに「Norton AntiVirus2000」でWindows2000対応の物が入っていました。
今はなき日本ゲートウェイさん偉い!!!
早速インストールしたらマトモに動作しました。
チェックパターンデータも最新のものをダウンロードし、全ファイルスキャンしてみたら「感染なし」のお墨付き結果がでました。
メール受信していたら、ウイルス検知しました。
メールの添付ファイルに仕掛けられていました。
やはり、ウイルス検出駆除ソフトは必需品ですね。
-
Windows2000環境が万全になったと思ったら、今度はプリンタが動作しない。
そういえば Canon LBP-210は Windowsプリンティングシステムだった。
このシステムは Windows-95/98/Meでしか動きません。
困った!!!年賀状の宛先が印刷できない。
仕方がないので
Canon LBP-1110 Premium
を電網発注しました。
-
今買わないとなくなってしまう・・・と考え、Windows2000の解説本を買ってきました。
私の知りたい内容は「Windows2000環境設定」「システム管理の方法」「LAN設定」「WAN設定」「NTFSファイルシステムへの移行」「システム修復方法」が主なものです。
文教堂でいろいろ見たのですが、一般的な初心者向け解説本では「ウインドウの開き方」「マウスの使い方」などの全くWindowsを使ったことのない人に対する説明ばかりがやたら多くて、250ページくらいのうちの20ページくらいしか役に立たない。
Windows2000を使う人がマウスの使い方を知らないとでも思っているのでしょうか???
そして知りたい内容の部分の説明は「XXXの機能がある。」程度で全然詳しくありません。
800ページくらいあるオールマイティの解説本では知りたい内容も詳しく載っています。
しかし、電話帳みたいな本って開くのが面倒なので、経験上あんまり使いません。
なるべくページ数が少なくて知りたい内容がキチッと載っている本を探したら、これに近いのがありました。
発行も2001年5月18日ですから、Windows2000が発売されてから1年以上後で、内容がこなれていると思います。
超図解 Windows2000 Professional 応用編
出版:エクスメディア \1,380
です。
本のタイトルからも判るようにこのシリーズは「基礎編」「導入編」「応用編」の3冊シリーズです。
「基礎編」「導入編」は私は要らない。
「応用編」が私のニーズにピッタリでした。
やはり、こういう本は一度は目を通す必要があると思います。
私が買った本は、図が主体なので、文章を読むというよりマンガを読む感覚に近いです。
そもそも Windows2000に移行したのは、VGAボードをリプレースしてWindows-Meがハングアップしたからです。
-
本来のVGAリプレース自体は成功と言えます。
815Eチップセットを使 用したインテル純正マザーボードを使っているのですが、内臓VGAでは画面にノイズが乗っていましたが、これが解消して非常にクリアな画面になりました。
表示速度も若干速くなったと思います。
-
Windows2000に移行後はあの「メモリが足りません」メッセージは皆無となりシステム的にとても安定しています。
たくさんのウィンドウを開いても全然問題ありません。
このOS変更も正解と言えます。
-
ネットワーク環境がすごく安定しています。
-
Windows-Meであんなに不安定だったIE6がWindows2000ではスイスイ動作しています。
バグはまだまだありますが・・・。
少なくともハングアップはなくなった。
結果、Windows2000化は成功と言えます。
Windows2000は今が旬で、各社の対応ドライバーも出尽くしているし、サービスパック2も出てバグがかなりとれて安定です。
Windows-XPは出たばかりなので、少なくとも今後1年は大きなバグが存在していると思います。
とても開発マシンとしては使えません。
私のようにOSに関しては皆さんの後追いのほうが正解と思います。