NEC Aterm WG2600HP をゲット!
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2018年12月13日、
HARD-OFF
大宮南中野店で
NEC Aterm WG2600HP
の中古品を見つけました。
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税込1,660円と手頃で、状態がマアマアだったのでゲット!しました。
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薄いキズはありますが、そう醜くはありません。
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付属品は [AC アダプタ] だけです。
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10日間の返金保証付です。
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IEEE802.11ac/a/b/g/n 対応 Wi-Fi ルータです。
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WG2600HP は2015年5月22日に
11ac 対応ルータの最上位モデル
として登場しました。
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[11ac 1733Mbps] + [11n 800Mbps] = 最大2533Mbps です。
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2.4MHz 11n 4ストリームは基本 600Mbps ですが、これに
256QAM
デジタル変調をかけることで 800Mbps に速度アップしています。
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ローカルルータとしての動作スループットは 940Mbps です。
FTTH のギガルータとしても優秀です。
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定価はオープンですが、発売当初の実売価格は2万円弱程度だったようです。
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NEC Aerm Wi-Fi ルータは同じシリーズであっても管理画面などの作りが違い、性能にも差があります。
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使っている Wi-Fi チップ以上に、製作プロジェクトチームの力量に差があるように思います。
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WG2600HP はアタリかハズレか ・・・ これを確認するのがお楽しみで買っているようなものです。
端子やスイッチなど
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アンテナ
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アンテナは内蔵しており、2.4GHz/5GHz 共 4×4 (送信4×受信4) です。
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[モード切替] スイッチ
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[RT] でルータ、[BR] でブリッジ、[CNV] でコンバータとして動作します。
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ブリッジモードでは、WAN ポートを LAN ポートとして使えません。
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それでは WAN ポートは? ・・・ 何にも使えないです。
勿体ない気がしますが。
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同じ Aterm でも LAN ポートとして使えたり使えなかったり統一性がないです。
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コンバータモードでは、WAN ポートも LAN ポートとして使えます。
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USB 端子
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USB3.0 ポートでバスパワー対応です。
バスパワーは最大 900mA です。
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USB ポートに接続した USB メモリなどを [簡易 NAS 機能] でネットワーク共有できます。
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有線ポート
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WAN 1ポート、LAN 4ポートあります。
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全てギガポートとなっており、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T に対応します。
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DC 電源入力端子
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付属の AC アダプタの DC プラグを挿入します。
使ってみました
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外観
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ネットワーク機器のイメージを破った斬新なデザイン
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一瞬、ゲーム機と見間違うような外観です。
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表示ランプはサイドパネルからもフロントパネルからも見える工夫がされています。
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脚の一部を (縦置きした場合の) 上部に移動することにより、横置きにもできます。
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アンテナ内蔵でスッキリ
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5GHz のような高い周波数になると、外部アンテナではインピーダンス整合を取るのが大変です。
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キチンと整合された内蔵アンテナのほうが良い結果が出る可能性が高いです。
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AC アダプタの型式は [AL1-004271-001] です。
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入力 AC100V 50/60Hz、出力 DC12V 2.5A です。
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DC プラグは JEITA 統一 DC プラグ #4 です。
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従来の
WG1800HP2
の AC アダプタと大きさが同じですが ・・・
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電流が 1.5A → 2.5A になっています。
USB3.0 対応のためと思われます。
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AC100V 側のケーブルが着脱可能になりました。
メガネケーブルです。
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WG2600HP の Wi-Fi 対応規格と最大伝送速度
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各々の無線周波数で以下の伝送規格をサポートしています。
無線周波数 |
5GHz |
2.4GHz |
規格 |
11ac |
11n |
11a |
11n |
11g |
11b |
最大伝送速度 |
1733Mbps |
800Mbps (256QAM) |
54Mbps |
800Mbps (256QAM) |
54Mbps |
11Mbps |
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5GHz の電波と 2.4GHz の電波は同時に飛ばすことができるので、[11ac/5GHz 1733Mbps] + [11n/2.4GHz 256QAM 800Mbps] = 2533Mbps が最大となります。
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11n は4ストリームなので基本は 600Mbps ですが、
256QAM
変調方式を併用することで 800Mbps としています。
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子機側も 256QAM に対応している必要があります。
256QAM を対応している子機は非常に少ないと思われます。
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2.4GHz 帯は電子レンジなどの電波の影響を受けやすく、事実上、4ストリームは困難です。
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よって、2.4GHz 800Mbps は高速であることをカタログ表示したいだけのモードと思います。
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Dual Core CPU と2つの無線用 CPU で通信処理を高速化
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[2つのコアを持つ Dual Core CPU] [2つの無線用 CPU] を搭載しています。
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これにより、5GHz 帯と2.4GHz 帯両方の電波を同時に利用した場合でも高速な通信を実現しています。
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使ってみて
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購入時のファームウェアのバージョンは 1.0.11 でしたが、最新の 1.0.13 にアップデートしました。
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早速、サブ AP として、ブリッジモードで使っています。
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全部の有線ポートがギガ対応でギガ HUB としても有益です。
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管理画面は設定しやすく、マニュアル不要です。
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通信していると [2.4GHz] [5GHz] ランプはチカチカと点滅して状況が判りやすいです。
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発熱は熱いというほどではありませんが結構感じます。
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やや心配ですが、中古なので既に連続使用済みです。
生き残っているので、たぶん大丈夫でしょう。
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中古のほうが安心なこともあるのですよ!
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BUFFALO BSW32KM03
を接続して Web カメラ機能を試してみました。
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BSW32KM03 を USB ポートに接続して、管理画面から USB カメラ設定するだけです。
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WG2600HP から監視画面として Web 配信します。
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特別のソフトは不要で、Web ブラウザで画像が見られます。
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画面サイズは [640×480] [352×288] [320×240] [176×144] [160×120] から選択できます。
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更新間隔は [500] [1000] [5000] ms から選択できます。
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監視中は BSW32KM03 の青色 LED が点灯するので、監視されていることがわかります。
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何の問題もなく良好に動作しました。
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しばらく使い続けてからの評価
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Wi-Fi 性能が優れており、電波の飛びが良いです。
電波の飛びにくい 5GHz でも同一室内では十分なレベルです。
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安定性に優れており、長期間使用でも不具合(電波が飛ばなくなるなど)は発生しませんでした。
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送受信性能と安定性が抜群に良いマシンです。
超お奨め!
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問題もあります。
ログ機能が無いのです ・・・ 不正通信があった場合などの解析ができません!
ドキュメント&参考記事
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ドキュメント
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プレスリリースおよび新発売記事
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レビュー記事
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内蔵基板など
備忘録
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工場出荷初期状態
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RT (ルータ) |
BR (ブリッジ) |
CNV (コンバータ) |
システムユーザ名 |
admin |
システムパスワード |
(なし) |
IP アドレス |
192.168.10.1 |
192.168.1.210 |
192.168.1.245 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
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工場出荷初期状態に戻す方法
- 電源が入って動作状態であることを確認します。
- 縦置で見て左側面にある [RESET] スイッチを [POWER] ランプが赤点滅するまで6〜10秒間押し続けます。
- 自動的に再起動して完了です。