双眼鏡メンテナンス用品

  1. エアーブロアー

    双眼鏡を外から持ち帰った時は、まずこのエアーブロアーでゴミを吹き飛ばしましょう。 レンズ清掃などはその次です。 ゴミが残ったままレンズをゴシゴシやると傷が付くことがあります。 気をつけましょう。

    エアーブロアーは精密機械用であれば何でもイイと思います。 1本500〜1,000円程度です。

  2. ティッシュ

    レンズ清掃に使います。 軽くやさしくレンズを拭くことがコツです。 ゴシゴシやってはダメです。 拭き終わるとティッシュ・クズが残るので、これはエアーブロアーで吹き飛ばします。

    レンズ清掃はエアーブロアーでゴミを吹き飛ばしても汚れがレンズに残っている時にだけ行います。

  3. 双眼鏡・望遠鏡用グリス

    2001年7月13日に Mizar Optical Shop というオンラインショップで購入しました。 普通粘度グリスが500円、硬め粘度グリスが700円でした。

    白い容器が普通粘度グリス、黒い容器が硬め粘度グリスです。

    普通粘度グリスは軸等のはめあい部に使います。
    硬め粘度グリスはギヤのかみあい部に使います。

    早速、ロシア製単眼鏡で試してみました。 結果、見事にフォーカシング操作時の高級感が戻りました。 ロシア製の双眼鏡・単眼鏡の光学系は優秀なのですが、CFツマミなどが軽すぎるのです。 想像ですがロシアは寒帯でグリスが固まりやすいので軟粘度グリスを機構部に使う、日本は暑い(特に最近)ので、軟粘度グリスだともたない・・・と思っています。

    グリスアップする時には機構部の動きをよく観察して、どこを分解してどこにグリスを塗布するかをよく考える必要があります。 グリスを追加するのではなくて、古いグリスを全て拭き取った後に新しいグリスを塗布します。 機構部の動きを見て回りにはみ出さないように気をつけ、必要最小眼だけにします。 ほんの少しで大丈夫です。

  4. 革ビニール手入れ剤

    2001年9月2日に カインズホーム 松伏店で購入しました。 398円でした。

    SOFT99コーポレーション の製品です。 双眼鏡のケースはもちろんのこと、主成分が「シリコーン,油脂,界面活性剤,グリコール」ですから、双眼鏡本体にも使えます。 シリコーンが入っているのでラバーの手入れにも大丈夫です。