2001年11月2日、
HARD-OFF 越谷花田店
で購入しました。
「我家もADSL業者切替で一時モデム生活になるんだな。モデムって持ってないよな。」
と考えジャンクコーナを覗いてみました。
ありました!!!
!!!V.90/K56flex FAX/DATAモデムがたったの400円!!!
メーカと型式は「メルコ IGM-B56K」で当然ですが56Kbpsモデムです。
程度も綺麗な品物です。
ただし、モデム本体だけです。
写真のような名称のLEDが点灯します。
シリアルコネクタは9ピンで、ACアダプタを接続するジャックとRJ11のジャックがあります。
DOS/V機と接続するには「9ピンオス〜9ピンメス」のストレートケーブルを使って、通常は「COM1」に接続します。
なぜかスピーカとマイクのジャックもありました。
ボイス機能付きなんでしょう。
現状、どうやって使うのか不明です。
使い方の情報募集中。
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持ち帰ってメルコのホームページをみると
最新ドライバ
と
マニュアル
があるではないか。
早速ダウンロードしました。
これでドライバとマニュアルはバッチリです。
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本体の裏をみると「定格電圧: AC12V」「消費電力: 最大4W」となっています。
逆算すると「12V350mA」程度のACアダプタで良いはずです。
「DC12V800mA」のACアダプタをつなぐと自己診断は正常に終わりLEDも正常点灯しました。
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Windows-Meに接続したら自動認識しない???
いろいろやったのでが全然ダメです。ひょっとして故障???
これだったら 400円は無駄遣いだったのだろうか???
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モデムのケースを空けシンクロスコープを使って調べました。
調査結果はRS-232Cインターフェース用IC「GD75323」に-12V電圧が印加されていない。
このためにCTS/RTSによるハンドシェークフロー制御が出来ないので通信が始まらない・・・と判明しました。
「GD75323」のスペックは
AltaVista
で検索したら
テキサスのページ
にありました。
便利な世の中ですね。
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回路をチェックしたのですが原因が判りません。
ふとACアダプタにDC12Vのものを使っているのが悪いのだろうか、「定格電圧: AC12V」と書いてあるしな・・・と思い「AC9V1000mA」のAC-ACアダプタに取り替えました。
「AC12V350mA」が必要なのですが、ACアダプタというのは定格電流を流した時に電圧降下して定格電圧が出るようになっているので、たぶん「AC9V1000mA」でも大丈夫でしょう。
「AC9V1000mA」のAC-ACアダプに取り替えたら-12V電圧が発生してマトモに動作するようになりました。
!!!ヨカッタ!!!
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Windows-Meに自動認識させたら「Askey 56K Data Fax Voice Modem PnP」のドライバーが自動インストールされました。
このモデムは
Askey Computer社
のOEMのようです。
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So-netにダイヤルアップをしてみたら 46.667Kbpsでつながりました。
56Kbpsはなかなか出ませんが、十分高速接続できるようです。
満足です。
たった400円だし。
これでアナログモデム生活準備もバッチリだな。