ADSLモデムチップ
ADSLモデムチップの情報です。
ADSLモデムに使っているチップには2種類あるようです。 収容局に設置されているDSLAM(ADSL集合モデム)に搭載されているチップと個人宅のADSLモデム搭載チップが同一でないと不具合おこるみたいです。 ご自分でADSLモデムを購入する方は注意しましょう。
2種類あるチップの1つは「GlobeSpan社製(GS)」で、もう1つは「Centillium社製(CE)」です。
ACCAはGSで、NTTフレッツとeAccessはCEです。
T-comはeAccessと同じADSLモデムを使っているのでCEのはずです。
1.5Mbps(G.lite)の場合はGSとCEはどちらも互換性あります。
8Mbps(G.dmt)の場合はGSとCEの相性の問題で以下となります。
局側 モデム側 CE CE ○ CE GS △(リンク速度低下) GS CE ×(リンク不能) GS GS ○
NECではこの問題に対処して、ADSLチップだけが違う2種類のADSLモデムを発売しています。 「DR30F/GS」と「DR30F/CE」のように型式の後半が違います。
http://www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2002/01/15/nec2.htm
メルコから現在(2001年1月)出ているADSLモデム「WLAR-8000ACG」「IGM-U8000AC」はGSなので、eAccessなどのCE搭載DSLAMと対向させるとリンクはできますが速度低下をおこします。 知らずに買った方にメルコは返品に応じるとのこと。
http://www.airstation.com/menu/tech/adsl-modem/active.html
自分の契約している8Mbps ADSL会社がどちらのチップを使っているか判らない場合は、サポートに聞くか、ACCAまたはeAccessのホームページを覗き、自分と同じADSLモデムを推奨しているかどうかで判断つきます。
!!!一番問題なのは、この情報が一般ユーザに公表されていないことです!!!