SONY SRF-AX15 をゲット！
2022年11月14日、東京台東区の O さんから FM/AM ポケットラジオの SONY SRF-AX15 の中古品を寄贈していただきました。
発売は1993年9月1日で、定価は税別5,000円です。
FM STEREO 受信は当然として、
AM STEREO
受信できることが特長のラジオです。
今では AM STEREO は黄昏ですが、当時は最新技術でした。
今や貴重な
MADE IN JAPAN
です。
程度＆動作チェック
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外観
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製造シリアル番号は [98069] です。
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ロッドアンテナ根元の金具が大きく曲がっています。
おそらく、ロッドアンテナを回したのだと思います。
このタイプは回してはいけません。
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上記以外に問題はなく、汚れはありますがキズやスレのない良い状態です。
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電池ボックスに液漏れ跡はなく綺麗です。
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単3アルカリ電池×2本が実装されていました。
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電源 ON にてチェック
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電池が実装済みだったので、電源 ON したら動作しました。
各スイッチの動作や [TUNE] ランプ点灯は正常です。
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FM/AM とも良好に動作します。
FM/AM とも感度は良いです。
リペア
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ロッドアンテナ根元の金具が大きく曲がっている
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ラジオの裏側でロッドアンテナに近いネジを外すと、ロッドアンテナが金具ごと外れます。
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左の写真は取り外したロッドアンテナと金具を分解後です。
一番手前の金具が大きく変形しています。
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右の写真は金具の変形をペンチで補修してから組み立て後です。
使用に問題ない程度には直っています。
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ロッドアンテナを収縮した状態で綺麗に収まるようになりました。
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若干汚れがある
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OA クリーナと無水アルコールで清掃して綺麗な外観に蘇りました。
おしまい！
各部の名称
使ってみました
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デザイン
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69(W)×120(H)×33.5(D)mm / 210g と、てのひら一杯サイズです。
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プラスチック筐体で、これぞ肉体労働者のラジオという外観です。
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周波数ダイヤルが短く割と適当なので、同調は微妙な操作になります。
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放送局に同調すると [TUNE] ランプが点灯します。
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[AM STEREO] に対応しています。
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残念ながら、現在では関東で1局 (ニッポン放送 1242kHz) しかステレオ放送していません。
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現在では [ワイド FM] で AM 放送のサイマル放送がステレオで聴けるので、今後 [AM STEREO] は消滅すると思います。
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FM はロッドアンテナ、AM は内蔵バーアンテナで受信します。
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電源は電池のみの駆動で、単3アルカリ電池×2本です。
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受信周波数範囲
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FM は 76～108MHz / AM は 530～1605kHz
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90～95MHz でワイド FM が受信できるのはもちろん、海外でもこのまま使えます。
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95MHz は昔の地上テレビ放送の ① CH の目盛の辺りです。
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感度と音質
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スピーカからの音は1人で聴くには十分ですが、大きくするとすぐに歪みます。
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あまり大きな音は出ません。
低音も出ません。
良い音を望むならヘッドホンで聴いたほうがよいです。
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FM の感度は良いです。
スピーカから出る音は良いですが、迫力がありません。
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AM の感度は良いです。
音はナローながら悪くはないです。
仕様など
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ドキュメント
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レビュー記事
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仕様
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発売情報
| 項目 |
内容 |
| 発売日 |
1993年9月1日 |
| 定価 |
5,000円 (税別) |
