HIMEDIA HD600A (Android4.0)

HIMEDIA HD600A (Android4.0)

HIMEDIA HD600A (Android4.0) をゲット！

2013年2月28日、中国滞在中に通販でネットワークメディアプレーヤ (NMP) の HIMEDIA HD600A (Android4.0) を購入しました。 399元 (2013年2月のレートで日本円で6,000円くらい) でした。 2月27日にネット注文して翌日に広州から重慶に到着しました。

HD600A という同一型式で複数の異なるモデルがあります。この辺りがヤヤコシイのです。今回買ったモデルは、中国では HD600A 安卓版 と呼ばれているものです。 [安卓] とは [Android] を意味します。

右のような化粧箱に入っていました。

フロントパネルにあるドロイド君が目印です。

ハードウェア

OS は Android4.0 で、その処理に ARM Cortex A9 (1GHz) プロセッサが使われています。
処理用メモリは 512MB DDR3 です。
記憶用メモリは 4GB NAND Flash です。
SD カードスロットもあり、記憶用メモリを拡張することが可能です。
従来の HD600A は Realtek RTD1185 チップセットで構成された基板でしたが、本機は基板がまるで違うと思います。外観だけ同じで中身が違います。型式を変えればよかったのに、HD600A 型式を踏襲したためにユーザに混乱を与えています。

端子類

右サイド
- USB 端子が2個あります。(USB1 / USB2)
左サイド
- USB 端子 (USB3) と SD カードスロットがあります。
リアパネル

左から順に以下の端子が並んでいます。
- Wi-Fi アンテナ
- 光デジタル音声出力 (TOS)
- PAL/NTSC ビデオ出力 (RCA)
- 左アナログ音声出力 (RCA)
- 右アナログ音声出力 (RCA)
- コンポーネントビデオ出力端子 (4P ミニ)
- LAN 端子 (RJ45)
- HDMI 出力端子
- DC5V 入力端子

使ってみました

筺体デザイン
- コンパクトでシンプルな良いデザインです。パネルや筺体に印刷されている文字は英語で違和感はありません。とても中国製とは思えない出来栄えです。
- 筺体はぶ厚いアルミ材でできています。持った時にヒヤッとする感触があり、とっても質感があります。大きさの割に重量感も感じます。
- 使っていると結構暖かくなります。アルミ筐体に熱を逃がしているのでしょうか。
Android Box
- Android4.0 搭載ということで、これはもうパソコンと同じです。
- Android OS で動く NMP (Network Media Player) です。フルハイビジョン動画再生やインターネットラジオ受信がごく普通にできてしまう。
- 通常の Android と少し違うのは、ロック画面がなく、ホーム画面がメインメニューになっており、ここには追加の表示が不可能なことです。例えば、APP を新たにインストールすると「ホーム画面に空きがありません」という警告メッセージが表示されて APP のアイコンがホーム画面に登録されません。それでもドロワー画面には APP のアイコンが登録されるので、問題はありません。
- [Play ストア] が既に入っていました。 これがあると APP を好き放題インストールできます。
- 電源 ON からメインメニューが出てくるのに時間が掛かります。この時間を計測してみました。以下のいずれでも 65秒でした。常にコールドスタートするので遅いのですね。ちなみにシャットダウンは 5秒で速いです。
  - リモコンで電源 OFF→ON してみる。
  - フロンパネルの [電源] ボタンで OFF→ON してみる。
  - AC アダプタを抜いて完全に電源 OFF した状態から ON してみる。
- 光デジタル出力端子があるので、フルデジタルアンプとデジタル接続できるのが良いです。音質的にも十分です。
標準で日本語をサポートしていました！
- [設定] メニューの言語選択で [日本語] を選択すると、メニューおよびほぼ全てのアイコンが日本語化できました。簡単です。
- [Play ストア] から [Google 日本語入力] APP をインストールしました。これで日本語入力もできます。
- ついでに [AVG ウイルス対策] APP をインストールしてウイルスの脅威を排除しました。
簡易 Wi-Fi ルータ機能
- HD600A の Wi-Fi は通常、子機側ですが、これを Wi-Fi AP 親機としても使えます。 HD600A の機能と言うより Android OS の機能と言ったほうが正解です。
- この場合、LAN コネクタが WAN の口となります。 DHCP サーバ機能も自動的に ON となり、Wi-Fi 子機側に IP アドレスが自動的に振られます。
- [設定]-[無線とネットワーク：その他]-[ポータブルアクセスポイント] から必要項目を設定すると使えます。
- [設定]-[無線とネットワーク：その他]-[PPPOE Set] から WAN の口に PPPoE 認証を設定することもできます。
トップ画面

起動して一番最初に表示される画面です。 7つの選択アイコンが並んでおり、左から [Live TV] [MY Favorites] [Apps Manager] [HiTV Online] [Browser] [File Manager] [Setup] です。
1. Live TV
  - 中国各地のテレビ番組が観られます。
  - [OK] ボタンを押すと選択できるチャンネルが表示されます。チャンネル数は280ありました。これだけあると好みチャンネルを探すのも大変です。
  - 数字ボタンでチャンネル番号を直接入力することもできます。
  - HD600A を日本に持ち帰り試したところ、（全部ではありませんが）日本に居ながら中国のテレビ番組を観ることができました。中国語の勉強に役立ちそうです。
2. MY Favorites
  - 「お気に入り」登録ができるようですが、詳細判りません。
3. Apps Manager
  - APP アイコンがずらり並んだ画面になります。自分でインストールした APP は、ここから実行できます。
  - [Play ストア] APP もここにあります。
4. HiTV Online
  - 起動すると右のような選択画面が出ます。この画面は電網上に転がっていたもので、購入した HD600A のものとは少し違います。イメージと思ってください。日本語化していると、左側のメニューは英語表示となります。
  - 中国在住の方なら、これで何が出来るか１００％察しがつくと思います。書庫のような表示方式は amazon kindle のパクリではないか？
  - アイコンをクリックすると映画のタイトルが表示されます。日本映画もあります。かなり数の映画タイトルがあって毎日観ても全部観切れません。著作権はどうなんでしょう？？？　放映の一番最初に「公映許可証○○○○番」というタイトルが流れますがねぇ～
  - HD600A を日本に持ち帰り試したところ、（全部ではありませんが）日本でも映画を観ることができました。
5. Browser
  - インターネット Web ブラウザです。
6. File Manager
  - USB 端子に接続した外部記憶装置、ネットワーク機器、NFS ファイルを参照や編集できます。
7. Setup
  - Android 設定そのものです。言語の設定もここで行います。
リモートコントロール
1. 付属リモコンでリモート操作
  - このリモコンは従来の HD600A と全然違うものです。高級感はありませんが、適度な重みがある良いリモコンです。
  - 最初どうやって電池を入れるのか悩みました。リモコンの裏ブタが丸ごとスライドする構造でした。
  - 普通のリモコンはキーがフニャフニャですが、HD600A のリモコンはキーが硬く確実に押したことが判ります。パキパキという押し感覚です。
  - リモコンには少し中国語表記がありますが、日本人は漢字を読めるので問題ないと思います。
  - [マウス] ボタンを押すとマウスカーソルが表示され、マウス動作をシミュレーションします。
    - マウスカーソルは [矢印] ボタンで移動します。
    - 左クリックは [OK] ボタン、右クリックは [戻る] ボタンです。
    - APP の中にはマウス（タップ）しか受け付けないものがあり、それへの対応と思います。
2. 携帯電話などの Android 端末でリモート操作
  - Android 端末に [HiControl] をインストールすると、端末からリモート操作できます。
    - 右は [Remote] 画面で、タップでリモート操作できます。
    - [Touch] 画面ではテレビに表示されている画面と同じものが出て、これにタップ操作できます。テレビ画面より少し遅れるので、心に余裕がないと使えません。
  - Android 端末に [HiShare] をインストールすると、端末内の動画や音声ファイルを HD600A で再生できます。
  - [HiControl] [HiShare] は apk.hinavi.cn からダウンロードすることができます。
  - [HiControl] [HiShare] をインストールした Android 端末は HD600A と同一ネットワークに接続する必要があります。
3. 無線マウスでリモート操作
  - HD600A は USB キーボードや USB マウスを認識します。キーボードとマウスが使えると操作性がぐっと良くなります。
  - 2.4GHz 無線マウスの接続がお奨めです。 Android の場合、仮想キーボードが出るので、キーボードは必須ではないです。
    - 大抵の操作がマウスだけでできるので、リモコンと同じです。マウスで全ての操作ができる訳ではないので、一部は付属リモコンと併用することになります。
    - 10m も届くので部屋内での操作で問題ありません。付属リモコンと違って、無線通信するので物陰に隠れても動作します。
    - リモコンでの文字入力のイライラから解放されます。 Android 携帯のタップに相当する入力ができます。
    - [左] ボタンは「OK」、[右] ボタンは「戻る」、[ホイール] ボタン回転は「スクロール」、[ホイール] ボタン押下は「メニュー表示」です。目的の項目を探す時にイライラしません。
  - 私は、この無線マウスで使う方法（附属リモコンも一部併用）が反応の速さと操作性で最強と思います。
インターネットラジオ APP 導入・・・初期状態ではインターネットラジオ APP が入っていませんでした。
- TuneIn Radio Pro
  - 独自のラジオ局データベースで、7万を超えるラジオ局、200万を超えるオンデマンド番組を聴取できます。
  - NHK FM 東京、NHK AM 第1/2、全国のコミュニティ FM が聴ける のが素晴らしい。ストリームのレートが低いものが多いのがネック。
  - Pro 版なので 録音機能 があります。
  - 演奏中のアルバムジャケット写真が大きく表示 されます ← これ素晴らしい！！！
  - [カスタム URL を追加] で自分で URL を記述してラジオ局を追加することが可能です。
  - [設定] に TuneIn Radio を終了する前に聞いていたラジオ局を次の起動時に自動受信する機能があります。 HD600A には APP を自動起動する機能があり、組み合わせると電源 ON でインターネットラジオを自動受信とすることができます。便利です。
  - 使ってみて判ったのは、この APP の実体は TuneIn Radio サーバ側にあると言うこと。
    - サーバダウンするとメニューが英語表示になり、[お気に入り] などの設定情報がアクセスできなくなります。サーバ回復すると、これらの情報も回復します。
    - サーバダウンが割りと頻繁に発生するのが残念です。
  - 中国で TuneIn Radio を使った時は選局できるラジオ局が中国のものしかなくプアだと思っていましたが、日本で使ってみて大きく評価が変わりました。世界中のラジオ局、日本中の実放送のサイマルが聴けます。カントリー制限が掛かって、中国での使用は大きく制限されていたのだと思います。
- WINAMP Pro
  - オーディオを主体としたメディアプレーヤですが、その機能の1つとして SHOUTcast でのインターネットラジオ受信ができます。
  - Pro 版なので、演奏中のアルバムジャケット写真が表示されます。ただし、写真が小さいのが残念です。
  - TuneIn Radio のようなサーバダウンの問題はないので、高信頼性と言えます。
- インターネットラジオの音質
  - MP3 でストリームレート 192kbps 以上になると CD の音質を超えると言われます。
  - 実際に聴いてみると、64kbps ではラジオ音質で、高域の伸びが足りず解像度不足です。 128kbps を超えるとオーディオ音質で、クラシック音楽も楽しめるようになります。
  - いずれのレートにおいても S/N とステレオセパレーションは非常に良好です。
  - 音質についてはラジオ局そのものの送り出し品質も影響します。
  - フルデジタルアンプの表示を見ると、HD600A ではサンプリング周波数 48kHz としてデジタル出力されるようです。
Live TV DIY を試してみました
- Live TV DIY とは Web テレビチャンネルを追加編集できる機能です。
- ドキュメントとして、電視直播 DIY 使用説明が公開されています。
- この説明書を日本語に翻訳してみました。 HIMEDIA Q シリーズ Live TV DIY 使用方法です。誤訳あると思うので、信じないでください。
- サンプルファイルが公開されているので、お試しにこのファイルでやってみました。
  - すんなり、TV チャンネル追加に成功しました。悩むことはなかったです。
  - 問題はどうやって Web テレビの URL を知ることができるかです。更に研究が必要です。
まだ試していないこと
- 音声可逆圧縮である FLAC (Free Lossless Audio Codec) 再生が可能ですが、環境がないので試せていません。
- USB HDD を接続して DLNA NAS にすることが可能ですが、環境がないので試せていません。 HD600A には NAS サーバ機能もあるのです。
満足度が高い！！！
- ネットテレビはフルハイビジョンで綺麗です。電網映画サイトをアクセスすると日本映画やハリウッド映画などががフルハイビジョンで観られます。
- インターネットラジオは光デジタル出力端子からも出力できるので、フルデジタルアンプと接続して高音質で楽しめます。
- 動作は速く快適です。リモコンでの応答性も良好です。ハード的にこの上のモデルもありますが、これで必要十分と思います。
- ARM 系 CPU なので、APP がほとんど動作します。一部動作できない APP もありましたが、それは機能的に無理（ゲームパッドがないなど）というものでした。
- 従来の NMP ではメーカの想定通りに使うしかなかったのですが、HD600A Android 版はユーザに使い方の自由を認めています。
  - Android Box なので、標準 APP が気に入らなければ、いくらでもリプレース可能です。
  - これぞ、民主主義です。使いたい人が使いたいように使う・・・今後の NMP の方向性を感じました。
  - オーディオ機器としてみた場合、日本で5万円以上で売られているネットワークオーデオプレーヤ (NAP) より機能的に優秀です。

裏ワザ？

ポートスキャンをかけてみると、以下の7つのポートが開いている。

C:\Documents and Settings\aoa150>"C:\Documents and Settings\aoa150\デスクトップ\spp20\spp.exe" 172.68.2.227 0 64000
SPP.EXE ver2.0  Crafted by ShinotsukaEnterprises
                http://homepage2.nifty.com/SEP/
 
Target '172.68.2.227' port(0 - 64000)
  Proto  Remote Address         State           Response
  TCP    172.68.2.227:21        LISTENING       
  TCP    172.68.2.227:2015      LISTENING       
  TCP    172.68.2.227:8820      LISTENING       
  TCP    172.68.2.227:8991      LISTENING       
  TCP    172.68.2.227:8867      LISTENING       
  TCP    172.68.2.227:50457     LISTENING       
  TCP    172.68.2.227:50456     LISTENING       
7 port(s) found.

ザッと見た感じは開いていて当然そうなポートなので、参考にならない。
- Android マシンなので、APP の設定で如何様にも変わる。重箱の隅を突つくやり方は意味がない。
- Telnet ポートが開いてないので、このままでは OS を弄くるのは難しい

不幸は忘れた頃に突然やってくる～～

トラブル発生
- 2013年6月5日の早朝、いつものように HD600A の電源を入れ立ち上げたところ、2番目の [HIMEDIA] ロゴ画面のままで、いつまで待っても立ち上がらない。
- [電源] ボタン（これはソフトスイッチとなっている。）は効くので、何回か立ち上げをやり直したが現象変わらず。
推定原因
- [電源] ボタンが効くことより、ある程度 Android システムは立ち上がっている。おそらくメイン画面へ行き着くまでの間にある、どれかのプログラム或いはデータが破損または消滅していると推定する。
- 上記の状態になった原因は「私はいつも HD600A を停止する時、HD600A 動作中に AC アダプタを引き抜いていたこと。」に起因すると思われる。
  - Android システムは Linux (UNIX と同様) なので、常時、フラッシュメモリ (HDD 代わり) を読み書きしている。この書き込み中に電源消失するとファイルが破損する。
  - 上記のようにファイルが破損しても、Linux 立ち上がりで自動的にファイル修復するので、通常は Android システムが立ち上がっていた。ただし、ファイル修復処理が入るので立ち上がりに時間がかかることになる。そう言えば、たまに5分くらいかかっていたことがあったなぁ～。反省しきり・・・
  - 今回、立ち上げに失敗したのは、たまたま破損したファイルが修復不能になったと思われる。ファイル修復不能が普通なんだよね。ファイル修復処理と言っても本当の修復は不可能なので、実際には破損ファイルを消去して、代わりのファイルを作っているだけだものね。
- この推定原因が当たりとすると、（どのファイルが修復不能になっているか判別困難のため）システムリカバリで直るはず。
対策・・・システムリカバリ
- Q 系列ファームウェアページから最新のものをダウンロードしてシステムリカバリ（ファームウェアのバージョンアップ）すればよい。
  - 「Q1/Q2/Q3/Q4/Q4v2/HD600A/A5 1.1.4 (2013-4-28)」の [update_HD600A.zip] が最新と判明。
  - [update_HD600A.zip] をダウンロードしてみると、なんと 156MB もあり、更に日本からのアクセスでは 4kB/s とか超遅い。これではダウンロード中にエラー終了となる可能性大。ダウンロードした [update_HD600A.zip] を解凍してみると、Linux のイメージファイルになっており、このためにサイズがバカでかいと判ります。
  - こんな時に役立つのが FDM (Free Download Manager) です。いろんな事情で伝送が遅い場合でも、ダウンロード完了するまで根気よく頑張ってくれます。また、4セッション張って並列処理するので、ダウンロード時間が短縮できます。通常の1セッションで頑張っている皆さんには、更に遅くなって、大変申し訳なく思います。
  - FDM を使って6月5日23時頃よりダウンロード開始 → 私はスヤスヤ就寝 → 朝5時に起きてみたら終わっていた。
- システムリカバリのしかた・・・ [RESTORE] ボタンは [HDMI 端子] と [DC 電源端子] の間の穴の奥にあります。細長い棒で押します。
  1. [update_HD600A.zip] を USB メモリのルートにコピーする。
  2. HD600A から全ての USB デバイスを外す。
  3. 1の USB メモリを HD600A に実装する。
  4. [RESTORE] ボタンを押しながら [電源] ボタンを押して電源を入れる。
  5. [RESTORE] ボタンを5秒以上経ってから離す。
  6. 自動的にシステムリカバリが始まるので終わるまで待つ。(終わるまで電源を決して切らないこと！)
- 6月6日の早朝にシステムリカバリして、無事に Android システムが立ち上がりました！
  - 成功です。推定原因は当たりでした。ヤレヤレ。
  - 追加インストールした APP などが全て消え、全くの工場出荷時の状態に戻りました。
    - 参ったなぁ。再度、必要な APP をインストールしました。
  - 今後、HD600A の電源を切る時は、本体またはリモコンの [電源] ボタンを使うようにします。
    - こうするとシャットダウン処理が入ってファイルが正常な状態で停止します。
    - シャットダウン時間は数秒です・・・この時間をケチってはいけません・・・教訓。

仕様その他

HIMEDIA Q5 日本語取扱説明書
- 製品に付属しているマニュアルは簡易版で、詳細設定がよく判らない。メーカページにも取扱説明書がなかった。
- 電網検索すると HIMEDIA Q5 日本語取扱説明書が転がっていた。内容を読むと、HD600A Android 版ともほぼ合致すると判った。
- この日本語取扱説明書はどちらかと言うと初期設定マニュアルです。 APP の使い方は自分で研究してくださいみたいな・・・
HIMEDIA Q3 と HD600A Android 版はほぼ同じと思います。（ひょっとしたら全く同じ。）
- 右の写真は Q3 です。外観は全く同じで、ドロイド君のロゴの形だけが違います。
- 各端子の種類や位置も全く同じです。リモコンなどの付属品も全く同じです。
HD600A Android 版は Q シリーズの扱いのようです。
- その証拠に、ファームウェアは Q 系列ファームウェアとしてアップされています。
お役立ち APP リンク
- App Backup & Restore - 日本語
- ファイルマネージャ

仕様は以下です。私が中文を翻訳したので誤訳を含むかも・・・

項目	内容
製品モデル	HIMEDIA HD600A Android 版
基本仕様
製品カテゴリ	スマートテレビボックス
CPU	ARM Cortex-A9 (1MHz)
RAM	512MB DDR3
FLASH	4GB NAND FLASH
ストレージインタフェース	① USB2.0 ② SD/MMC
ファイルシステム	FAT32/NTFS/EXT3
OS	Android 4.0
性能仕様
ビデオ解像度	1080p/1080i/720p/576p/480p/PAL/NTSC
ビデオ形式	フォーマット： AVI, TS, TP, TRP, VOB, MKV, MP4, MOV, ISO, WMV, ASF, FLV, RM/RMVB, DAT, MPG, MPEG, SWF コーデック： MPEG1/2/4, H.264, VC-1, RM/RMVB, Xvid/DivX3/4/5/6, RealVideo8/9/10
オーディオ形式	フォーマット： MP3, WAV, WMA コーデック： AAC, MP3, FLAC, LPCM など
画像形式	JPEG, BMP, GIF, PNG, TIFF
字幕形式	pgs, srt, smi, sub, ssa, ass, sub+.idx
メニュー言語	日本語, 英語, 中国語 (簡体/繁体), その他多国言語
無線規格	IEEE802.11b/g/n
その他機能	① ディスプレイ解像度を切り替えできる。 ② デスクトップアイコンの位置を変更できる。 ③ 任意の APP を電源 ON 時に自動起動させる設定ができる。 ④ USB 接続の 2.4GHz キーボード、マウス、加速度センサを認識できる。 ⑤ シャットダウンシステムで安全な停止ができる。
入出力仕様
ビデオ端子	① HDMI ② Y/Pb/Pr コンポーネント (3.5mm 4P ミニジャック) ③ PAL/NTSC コンポジット (RCA)
オーディオ端子	① アナログ音声出力端子 (RCA, L/R) ② SPD/IF デジタル音声光出力端子 (TOS)
LAN 端子	10/100M 対応 (RJ45)
その他端子	① USB2.0 ポート×3個 ② SD/MMC スロット
製品構成
梱包内訳	① 本体 ② 28キー赤外線リモコン ③ HDMI ケーブル ④ AC アダプタ (入力： AC100-240V 50/60Hz, 出力： DC5V/2A) ⑤ クイックインストールガイド ⑥ 保証書
保証規定
保証期間	1年
受付地域	中国全土
受付電話	4007-168-006
受付時間	月～土曜日の 9：00～21：00