EaseUS Partition Master Pro 16.5

EaseUS Partition Master Pro 16.5 をゲット!

2021年12月13日、HDD/SSD パーティション管理ソフトの EaseUS Partition Master Pro 16.5 の正式ライセンスを入手しました。 入手時点で最新バージョンです。 [EaseUS] は [イーザス] と読みます。

MBR ディスクと GPT ディスク上のプライマリパーティションやパーティション間の変換、領域拡張、パーティションの移動・サイズ変更・結合・分割など、さまざまなパーティション操作ができるパーティション管理ツールです。

上記に加え、[クローン] [OS 移行] 機能もあってクローンソフトとしても使えます。



各エディションの機能比較

  1. [Pro] [Server] [Unlimited] のエディションがあり、使える機能と価格が違います。

    No. 機能 エディション 筆者のコメント
    Pro Server Unlimited
    1 社内での使用回数に制限なし × × これらの機能が無くても個人使用では問題ない。
    2 Windows Server 2003/2008/2012 を含め、サーバー環境へのサポート ×
    3 RAID5 ボリュームの修復 ×
    4 ディスク/パーティションのクローン SSD/HDD クローンまでできるのか!ビックリ!!!
    5 リサイズ/移動/コピー/拡張/結合/分割/エラーチェックなど、パーティションへの多様な操作 パーティション管理ソフトとして必須の機能。
    6 ダイナミックディスクでボリュームを作成 ダイナミックディスクとは、Windows のストレージ管理方式の1つ。 領域の分割や統合を柔軟に動的に行うことができる。
    7 4K アライメント SSD には必須の機能。
    8 ディスク&パーティションコピー Partition Master 自身の機能ではなく、外部ソフトを呼び出して実行する。
    SSD/HDD まで OS を移行 OS 移行までできるのか!ビックリ!!!
    9 削除/消失したパーティションの復元 誤って削除したパーティションを復元する機能。
    削除直後であればデータも復元できる可能性もある。
    10 サポートするハードディスク数の制限なし 制限ないのはありがたい。
    11 対応可能なファイルシステム [EXT4] [EXT3] [EXT2] [NTFS] [FAT32] [FAT16] [FAT12] [ReFS] に対応。
    Windows にも Linux にも使える。 [ReFS] はサーバ向けファイルシステム
    12 永久無料アップグレード すなわち、永久に使える。
    13 税抜価格 5,990
    27,480
    52,800
    当たり前だが、使える機能によって価格が変わる。

  2. どのエディションを使うべきか?



インストールと起動

  1. https://down.easeus.com/product/epm_trial よりダウンロードしてインストールします

  2. デスクトップにできたアイコンをクリックすると ・・・

  3. 上の画面で [いますぐスタート >] をクリックすると、[EaseUS Partition Master Pro 16.5] が起動しました



各種メニュー

  1. メインメニュー



  2. サブメニュー

  3. ツールメニュー

    ここのメニューは全て外部ソフトを呼び出して動作するようです。



ブータブルな USB メモリの作成

  1. 概要

  2. ブータブルな USB メモリの作成

    1. USB メモリをパソコンに挿入して、メインメニューの [WinPE クリエーター] をクリックします。

    2. ブータブルメディアとして [USB] を選択します。

    3. しばらくすると、ブータブルな USB メモリができます。

      出来上がったブータブルな USB メモリの使用容量は 630MB だったので、1GB 以上の USB メモリを使えばよさそうです。

  3. USB メモリから起動すると EaseUS Partition Master [WinPE版] が立ち上がりました

  4. ちょっとした問題



使ってみました - その1:パーティション操作

  1. 以下の SSD のパーティション状態で試してみました



  2. パーティション操作

    1. [回復パーティション] を選択して、ディスクメニューの [サイズ調整/移動] をクリック

    2. 表示される [ステップ2:パーティションの両側をドラッグして調整] 画面で目いっぱいサイズを拡大して [OK] をクリック

    3. 一番上のほうに表示される [1つの操作を実行する] をクリック

    4. 表示される [保留中の操作] 画面で [適用] をクリック

  3. しばらくすると下のようにパーティションの拡大が完了しました



  4. 最後にパソコンを立ち上げて確認



使ってみました - その2:クローン

  1. [クローン] を実行

  2. 実行結果

  3. 同じことを USB メモリから起動する Partition Master [WinPE版] でやってみました

  4. 原因がわかりました!



使ってみました - その3:OS を移行

  1. [OS を移行] を実行

  2. 実行結果

  3. LAN 接続を遮断してパソコンを立ち上げ、[OS を移行] を実行



評価結果

  1. 特に問題なく良好でした

  2. ふと、思いついた戯言

  3. 懸念事項

    No. 懸念事項 コメント
    1 ISO ファイルからブータブルな USB メモリを作成すると、そこからブートできない 原因不明
    ISO ファイルに不具合があるのかな???
    2 [クローン] [OS を移行] 機能を実行すると [ディスク数にエラーがあります] メッセージが表示され失敗することがある LAN 接続を遮断してパソコンを立ち上げれば正常実行できる
    将来のバージョンアップに期待