DEGEN DE1103

DE1103 をゲット！

中国製の DEGEN DE1103 です。 別名 愛好者3号 と言います。 ダブルスーパー方式（デュアルコンバージョン方式） です。 感度は SONY ICF-SW7600GR (定価42,000円）より上と言う世界的な定評を確認したくて入手しました。

• 2008年1月13日、ヤフオクにて新品を税込7,690円で入手しました。 SONY ICF-SW7600GR の実売価格の1/4くらいです。 このチープ価格で夢のような高性能があるのでしょうか？・・・興味津々です。
  
  
• アメリカ市場では90ドル程度で販売されているようです。（2008年1月現在）
  
  
• 性能については、もうずいぶん前（数年前）から話題になっていたようで、私の入手はかなり遅いほうと思います。
  
  
• DE1103 にも色々のバージョンがあるらしく、私が入手したものは日本の アイキャスエンタープライズ バージョンでした。 付属品の取扱説明書が日本語で、AC アダプタは「入力：AC100V / 出力：DC8V 250mA」でした。 本体に記述されている文字は全て英語でした。 また、箱も全て英語で書かれており、中国国内用ではなく輸出用 DE1103 でしょう。
  
  
• ICF-SW7600GR と機能比較すると、同期検波機能が無いのが劣る点ですが、Wide/Narrow 切替があり、Ni-MH 充電池が使えて充電機能もあるなどが優れています。 実売価格が1/4と言うのも大きな優位点です。 これで感度が良ければ儲けもの、逸品かもしれない・・・
  
  
• 日本では既に BCL ラジオの生産は廃れていますが、国土が広大な中国では短波ラジオの需要がまだまだあるのでしょう。 今後は中国から性能が良くて割安な製品がどんどん市場に出てくると思われます。 おそらく、かつての日本がそうだったように、少なくともラジオの分野では、安くて優秀な中国製品が世界を席巻すると思います。
  
  

---

回路図をチェックしました

• 回路図は メインボード と CPU ボード です。 なかなか頑張った回路構成です。 中国製品と言っても主要部品の多くは日本製です。 よって、性能は日本製品と変わりようがないと思います。
  
  
• FM フロントエンドは 東芝 TA7358 で構成しています。 2連バリキャップです。
  
  
• FM フロントエンド以降は [FM Front End]→[CF]→[TR]→[CF]→[TA2057N] の流れとなります。
  
  
• LW/MW の RF 段は バーアンテナ→FET ですが、バーアンテナは同調回路にはなっていません。 こんなのでイイのかしら？？？
  
  
• SW の RF 段は 単なる FET ソースフォロア で、こちらも同調回路がありません。 こんなのでイイのかしら？？？
  
  
• LW/MW/SW RF 段以降は [LW/MW/SW RF 初段]→[FET Balanced Mixer]→(1st IF 55.545MHz)→[IF amp. & Mixer]→(2nd IF 450kHz)→[W/N CF]→[TA2057N]→[SSB de-modulate] の流れとなります。
  
  
• LW/MW/SW では、同調に関わるのは OSC のバリキャップ1個だけです。 選択度や感度を決めるのは 1st IF と 2nd IF ということになります。 デュアルコンバージョン広帯域受信機は、このような構成が普通なのかしら？？？ オーディオ用 FM チューナーでの、フロントエンドで多連バリキャップを使って、まず RF 系で妨害波排除能力を獲得する考え方と、ずいぶん違うように思います。
  
  
• 同社の DE1101 , DE1102 では 1st IF は 10.7MHz でしたが、この DE1103 では 55.845MHz となりました。 2nd IF は 450kHz で全ての機種で同じです。
  
  
• AM/FM IF + 検波 + MPX は 東芝 TA2057N で構成し、FM 検波方式はクォードラチュアです。
  
  
• PLL Frequency Synthesizer は 三洋 LC72137M で構成しています。
  
  
• オーディオアンプは SONY CXA1622 で構成し、BTL 出力となっています。
  
  
• ローパワーオペアンプ NS LM358AM を使用した L/R 独立した専用のラインアンプがあります。 かなりマトモな設計です。
  
  
• MCU は SAMSUNG S3P72N4 で構成し、LCD 表示やボタン状態取り込み、全体制御を行います。
  
  
• ロッドアンテナは FM/SW に有効です。 LW/MW は内蔵バーアンテナを使います。
  
  
• 外部アンテナは LW/MW/SW に有効です。 FM はロッドアンテナのままです。 外部アンテナ端子にプラグ挿入すると、LW/MW/SW RF 段は切り離されます。
  
  
  • 回路図からはこのように読み取れるのですが、実際に使ってみると、外部アンテナは FM にも有効で、MW には無効（バーアンテナのまま）でした。 ですから、私の入手した DE1103 は回路図通りに出来ていないことになります。
    
    
  • 調べてみると もう1つのメインボード回路図 がありました。 アンテナ部の回路が変更されています。 ただし、この回路図はおかしいです。 これでは LW/MW/SW RF 初段アンプが常に無効になります。 このページ にこの回路での動作が説明されていますが、この矛盾点を誤魔化しています。
    
    
  • 以上から、同じ DE1103 と言ってもアンテナ回路の違うバージョンが存在するようです。 私の入手した DE1103 は、論理的に考えて正しい回路は右図のようになっていると想像します。 この回路だと実際の動作と説明がつきます。 図をクリックすると拡大図が見られます。
    
    

---

使ってみました

• 同社の DE1101 , DE1102 と比べて一番良い作りです。 筐体はプラスチックですが、フロントパネルはアルミ製となっており、質感というものがあります。 作りや塗装の状態も良く、商品レベルは日本製品と全く遜色ありません。 素晴らしい！！！
  
  
• DE1103 の色はシルバーとダークグレーがありますが、私が入手したのはダークグレーです。 ブラックなら好みではないですが、ダークグレーは落ち着いた渋みがある感じがして好感が持てます。
  
  
• 大きさは郵便ハガキを横にして、縦は同じ、横は15mm ほど長いくらいです。 厚みは薄く、縦置きは不安定と思われるので、内蔵スタンド使用が良いです。 持ち運びにそれほど嵩張らず、据え置きでも使えるサイズです。
  
  
• デジタルチューニング方式ですが、写真のようにダイヤルバーが表示されるようになっており、アナログ目盛を模擬しています。 残念ながら、あまり実用性はないです。 特に FM の目盛で日本で使う 76〜90MHz が全スケール幅の1/10くらいしかないので、ダイヤルバーで周波数を読み取ることが不可能です。 受信者はデジタル周波数表示を見て放送局を選択すると思います。
  
  
• このようなダイヤルバーですが、デザイン上は大きなアクセントとなっており、 見栄ラジ としての価値もあるので、私は結構気に入っていたりします。
  
  
• FM 受信範囲は 76〜108MHz なので、日本バンドを含め海外バンド全てカバーします。 25kHz step なので、日本では TV Ch.1, 2, 3 もピッタリの周波数で受信できます。
  
  
• AM 受信範囲は 100〜29999kHz で 1kHz step しかないので、目的の周波数に合わすのにジョグダイヤルではかなり回さないといけないです。 日本製品のようにファジー制御を組み込んで、素早く回した時は step 周波数を大きく、ゆっくり回した時は step 周波数は小さくとしてほしいです。 常に 1kHz ではファインチューニングでバンド全体を選局するようなものです。 目的の周波数が決まっている場合は、周波数直接入力してからジョグダイヤルで最良点を探すという使い方が良さそうです。
  
  
• 9ポイント表示できる S メータが付いています。 S メータは LW/MW/SW 時のみ表示され、FM 時は表示されません。
  
  
• S メータ表示と同じバーでバッテリ残量も表示します。 [VOL] ボタンを押すと3秒間、バッテリ残量を表示します。 この時にバッテリマークも一緒に表示されますが、この表示は「既にバッテリ切れ寸前のようなマーク」なので、最初は戸惑います。
  
  
• 暗い所での利用ができるようイルミネーション機能があります。 LCD 表示がオレンジ橙色に照明されるだけでなく、ボタン類も光ります。
  
  
• イルミネーション機能は [LIGHT] スイッチで ON/OFF できます。 ON の場合、何かの操作をすると自動的に点灯し、操作をやめるとしばらくして自動的に消灯します。 OFF の場合、常に照明はされません。 通常は OFF で使って、本当に必要な場合にだけ ON にして使えばよいです。
  
  
• 右サイドには、[TUNE] ジョグダイヤル、[LIGHT] スイッチ、[NAR･WIDE / NEWS･MUSIC] スイッチ、[FINE] ダイヤル（SSB BFO）、[LINE OUT] 端子があります。
  
  
• 背面に設置されているスタンドで、写真のように斜め置きすることができます。
  
  
• ロッドアンテナの長さは、コンパクトサイズラジオにしては長いです。 91cm もあります。
  
  
• 左サイドには、[LO･DX] スイッチ、[AM ANT] 端子、[ヘッドホン] 端子、[DC 入力] 端子があります。
  
  
• ハンドストラップは取り外すことができません。 写真のように本体内部にくくり付けられています。 このところのセンスがイマイチと感じてしまいます。
  
  
• DC 入力は DE1101, DE1102 と極性及びコネクタが変更され、 EIAJ 規格 #2 (センタープラス、外径4mm) プラグ対応になりました。 6V と書かれていますが、実際に DE1103 に必要なのは 8V です。 ここでややこしい話です。 DE1103 では DC8V が必要ですが、本体に書かれている電圧が 6V と間違っています。 DC8V だと、本来は EIAJ #3 (DC6.3〜10.5V) でなければならないです。 ところが、実際には間違った EIAJ #2 (DC3.15〜6.3V) となってしまっています。
  
  

  EIAJ	外径 (mm)	内径 (mm)	プラグ	対応電圧
  #1	2.35	0.7	メス	DC3.15V 以下
  #2	4.0	1.7	メス	DC3.15〜6.3V
  #3	4.75	1.7	メス	DC6.3〜10.5V
  #4	5.5	3.3	オス	DC10.5〜13.5V
  #5	6.5	4.3	オス	DC13.5〜18V

  
  
• メモリは268個ありますが、プリセットメモリとして使えるのは16進数のアドレスで 00h〜FEh の255個です。 不揮発性なので、電池を抜いてもデータが消えません。
  
  
• バッテリは「単3乾電池×4本」または「単3ニッケル水素充電地×4本」が使用できます。 充電回路も内蔵しています。 単3電池×4本 という仕様は歓迎です。 携行中にバッテリ切れしたら、100円ショップの「単3アルカリ電池4本セット」で使えます。 単3電池はキヨスクでもどこでも入手できます。
  
  
• 付属品の 1300mAH Ni-MH 充電池の持ちは、1日5〜6時間くらい使って3日くらいでローバッテリ状態になりました。 ですから、15〜20時間くらいと思います。 アルカリ電池では試したことがありません。 なお、ローバッテリになる直前までバッテリ残量表示はフルだったです。 急激にローバッテリ状態に至るようです。
  
  
• 本当に素晴らしい！高感度です。 世界的な定評は本当でした。 雑音の少ない場所ならロッドアンテナだけで海外の放送がバンバン入ってきます。
  
  
• 電波の受信状況の悪い戸塚のアパートでも使ってみました。 普通のラジオでは FM も MW もかなり受信困難な環境です。 ところが DE1103 を使うと FM は FM ヨコハマは当然として、ロッドアンテナだけで FM 東京、J-WAVE などの東京の放送が良好に受信できました。 MW も良好に受信できます。 やはり感度は高いようです。
  
  
• SSB 受信操作は私には難しいです。 上手くできた時は、雑音の中から SSB 受信で弱い電波を拾い上げることができました。
  
  
• 操作性は悪くはないのですが、1つのボタンに複数の機能を持たせていたり、複合操作が必要な場合があって戸惑います。 しばらく使い込んで慣れる必要があります。 例えば、音量調節するのに [VOL] ボタンを押してからジョグダイヤルを回すのですが、これが結構煩わしかったりします。
  
  
• 触ってみて直ぐに判るのですが、DE1103 は本格的に短波受信できることです。 DE1101, DE1102 では短波も受信できる程度のレベルだったです。 おそらく、ジョグダイヤルによる操作感がこのように思わせるのでしょう。
  
  
• スピーカは直径 77mm と比較的大きいので余裕のある音質です。 明瞭度の高いラジオらしい音です。 DE1101, DE1102 と比べると、低域が出ており厚めで迫力さえ感じる音質です。 これはスピーカが良いのだと思います。
  
  
• 感度、音質、質感、使い勝手どれをとっても良好で BCL ラジオとして十分な性能があります。 BCL 入門だけではなく、かなり広い層に受け入られる性能です。
  
  
• 低価格で高性能が魅力の BCL ラジオ！です。
  
  

---

裏ワザ

• 受信周波数の下限拡張ワザ ・・・ 0〜99kHz の超長波が受信できます
  
  
  1. 周波数直接入力で「1711(kHz)」を入力します・・・指定方法： [1][7][1][1][BAND+]
     
     
  2. [BAND+][BAND-] ボタンを同時に押すと、数秒で 5kHz ステップで下方向へのスキャンがスタートします。
     
     
  3. 100kHz 以下までスキャンされたら、ジョグダイアルでスキャンをストップし、その周波数をプリセットメモリします。 私はメモリアドレス FD に 050 をプリセットしました。
     
     
  4. 次回より 100kHz 以下にアクセスする場合、上記メモリーの周波数を呼び出し、マニュアル選局に切り替え、ジョグダイアルで選局します。
     
     
• 受信周波数の上限拡張ワザ ・・・ 30000〜39999kHz が受信できます。 表示は a0000〜a9999 となります。
  
  
  1. 周波数直接入力で「21951(kHz)」を入力する・・・指定方法： [2][1][9][5][1][BAND+]
     
     
  2. [BAND+][BAND-] ボタンを同時に押すと、数秒で 5kHz ステップで下方向へのスキャンがスタートします。
     
     
  3. ジョグダイアルでスキャンをストップし、[BAND+] ボタン長押しで上方向へのスキャンに変更します。
     
     
  4. 29950kHz になったら、ジョグダイアルでスキャンをストップし、その周波数をプリセットメモリします。
     
     
  5. 4の周波数を呼び出し、[BAND+] ボタン長押しで上方向へのスキャンがスタートします。
     
     
  6. 29999kHz の次に a0000kHz になる瞬間にジョグダイアルでスキャンをストップし、プリセットメモリします。 このタイミングは非常にシビアなので、失敗したら5からやり直します。 プリセットメモリする周波数は a0000 ではダメのようで、私はメモリアドレス FE に a0005 をプリセットしました。
     
     
  7. 次回より 30000kHz 以上にアクセスする場合、上記メモリーの周波数を呼び出し、マニュアル選局に切り替え、ジョグダイアルで選局します。
     
     
• お手軽ワイヤーアンテナの作り方
  
  
  1. 100円ショップのダイソーへ行って電気コーナーで「テレビ用イヤホン 5m」を買いました。 ミニプラグの直径3.5mm のものです。 コードは平行線のものか確認して買います。 当然ですが、105円でした。
     
     
  2. イヤホン部をニッパーでチョキンと切り落とします。
     
     
  3. 平行線をバラし、テスターでセンターの線を判別して、アース側はプラグの近くでニッパーで切り取ります。 これで完成です。 DE1103 にそのまま使えます。
     
     
  4. 超お手軽アンテナワイヤです。 切り取って余った 5m ワイヤは残ったワイヤに半田付けして 10m ワイヤアンテナにすることも可能です。 たぶん、この方法が一番お手軽で一番安い製作方法と思います。
     
     

---

仕様＆その他

• 写真はメインボードです。 13cm くらいの長いバーアンテナを使っているので、MW は高感度です。 発信器部分はシールドケースに入っており、内部での干渉を抑えています。 グリーンレジストされた両面基板を使っており、ラジオとしては高級です。
  
  
• 日本語の取扱説明書は こちら です。
  
  
• 英語の取扱説明書は こちら です。
  
  
• ロシアの radioscanner.ru というサイトに DEGEN ラジオの貴重なファイル があります。
  
  
• 日本の放送を聞くには ラジオセンター の情報が見やすいです。
  
  
• 世界の短波放送を聞くには 世界の短波放送局情報 の情報が見やすいです。
  
  
• ベストカカク.com では DEGEN のラジオも取り扱っているようです。
  
  
• 仕様は以下です。
  
  

  項目	仕様
  FM スーパーヘテロダイン	中間周波数 10.7MHz
  AM デュアルコンバージョン	第1中間周波数 55.845MHz 第2中間周波数 450kHz
  受信周波数	FM 76.00MHz〜108.00MHz（25kHｚ step) AM 100kHz〜29999kHz (1kHz step) (裏ワザで AM 000kHz〜39999kHz)
  感度	FM 10uV (S/N=30dB) MW 1mV/m (S/N=20dB) SW 20uV (S/N=26dB)
  SW 選択度	Wide 40dB / Narrow 50dB
  AM 2nd IF 帯域	Wide 6kHz / Narrow 4kHz
  チューニングモード	4つのチューニング方法 ・ジョグダイヤル ・オートスキャン ・メモリスキャン ・周波数直接入力
  プリセットメモリ	255個 (不揮発性メモリ)
  機能	・SSB 受信機能 ・64段階のデジタルボリューム (レベル表示あり) ・受信周波数デジタル表示 ・受信周波数アナログインジケータ ・充電機能 (充電時間 1〜23時間、電池容量 (mAH)/100 = 充電時間 (h) ) ・大型液晶画面 (オレンジ色バックライトあり) ・AM 電波強度インジケータ ・FM MONO/STEREO 切替 ・ニュース (4kHz) / 音楽 (6kHz) 音質切替 ・2組のアラーム ON/OFF ・スリープ (1-99分) ・時計 ・電子キーロック ・SW メータバンド表示 ・電池残量表示 ・エラー表示 ・LOCAL/DX 感度切替
  スピーカ	直径 77mm 丸形 25Ω 1W×1個
  入力端子	・外部アンテナ入力 (モノラルミニジャック) ・DC 入力 (EIAJ 4mm プラグ対応、センタープラス、DC8V)
  出力端子	・ラインアウト出力 ・ヘッドホン出力 (ステレオミニジャック)
  電源	3種類の電源に対応 ・単3型アルカリ乾電池×4本 ・単3型ニッケル水素充電池×4本 (充電機能あり) ・AC アダプタ (DC8V 250mA)
  付属品	ステレオイヤホン、AC アダプタ(入力：AC100V / 出力：DC8V 250mA)、 外部アンテナ、単3 Ni-MH 充電池(1300mAH)×4、キャリングポーチ、 日本語取扱説明書(アイキャスエンタープライズ版)
  消費電流	オーディオ出力最大時： 180mA スタンバイ時： 100mA パワーセーブ時： 50mA
  使用可能温度	-10〜40℃
  最大外形寸法	165(W)×105(H)×29(D)mm
  質量	300g (電池含まず)

  
  

---