日本アンテナ N7SD352 をゲット!
2008年7月26日、
ハードオフ
4号足立保木間店の正規品コーナーにて業務用 CATV/BS-CS IF ブースターの日本アンテナ N7SD352 の新品を税込3,150円で購入しました。
業務用の高性能ブースターです。
写真のように調整スイッチやボリュームが家庭用機器と違って、かなり多いです。
定価は3万円を超えると思うので、新品で3,150円は破格だと思います。
日本アンテナ N7SD352 の利得は 35dB、最大出力 113dB と大きく業務用です。
おそらくマンション等の共同視聴設備で使われる機器だと思います。
家庭用ブースターと違って作りが頑丈でシールド対策が完璧です。
CATV/BS-CS IF 用とは言っても、CATV は VHF/UHF 帯域を使うので、通常の FM/VHF/UHF のブースターとしても使えます。
CATV 用となっているのは、10〜55MHz の CATV 上り信号増幅機能があるからです。
我が家は CATV で FM/VHF/CATV を受信しているので、早速使っています。
メインのブースターは10年ぶりの更新です。
入出力端子
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入出力端子は全て F 端子となっており、シールドが完璧です。
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入力は [ライン入力] と [ヘッド入力] が選択できます。
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[ライン入力] とは CATV/BS-CS IF 混合信号を増幅するモードです。
本機のようなブースターをカスケードに接続する場合もこの [ライン入力] とします。
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[ヘッド入力] とは CATV と BS-CS IF を別々に入力し、別々に増幅するモードです。
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[ライン入力] [ヘッド入力] いずれの場合でも本機の出力は CATV/BS-CS IF が混合されたものとなります。
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[出力モニタ] 端子があり、CATV と BS-CS IF を別々に -20dB レベルでモニタできます。
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[チルト調整] スイッチ&ボリュームがあります。
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「チルト調整」とは周波数特性の傾き調整のことです。
同軸ケーブルを 100m とか長く延ばすと、ケーブルの周波数特性により、高い周波数は低い周波数より減衰が大きいです。
業務用としては周波数特性はフラットにする必要があるので、これを補償するのが「チルト調整」です。
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CATV 帯域では 770MHz に対して 70MHz のゲインをスイッチで 0/-4/-8/-12dB 補正します。
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BS-CS IF 帯域では 2150MHz に対して 950MHz のゲインをボリュームで 0〜-8dB 補正します。
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[利得調整] ボリュームが3個あって、CATV 下り, CATV 上り, BS-CS IF のそれぞれを 0〜-10dB の範囲でゲイン調整ができます。
仕様