YUPITERU ATLAS ASG-CM21 をゲット!
2012年4月19日、ヤフオクでハンディ GPS の
YUPITERU ATLAS ASG-CM21
を10,500円でゲット!しました。
もちろん新品です。
定価は44,100円 (税込) です。
数年前に前機種の ASG-CM11 を欲しいと思っていましたが、4万円以上の売価だったので買えなかったのです。
後継機の ASG-CM21 が機能アップして、しかも実売価格が安くなっていたので飛びついたのです。
兄弟機として発売順に ASG-CM11 → ASG-CM21 → ASG-CM12 → ASG-CM13 があります。
「ASG-CM11 は初号機」「ASG-CM21 は機能アップして ANT+ オプション機能が使える」「ASG-CM12 は ASG-CM21 から ANT+ オプション機能を省略」「ASG-CM13 は ASG-CM12 とデザイン変更」の位置付けです。
この流れからは ASG-CM21 はディスコン間近のため激安だったような気がします。
日本製なので当然ですが、メニューや地図情報は日本語で表示できます。
今まで GARMIN などの英語マシンしか使ったことがなかったので、画期的なことのように錯覚します。
ASG-CM21 はチャリンコやバイクでの使用を強く意識した作りになっていますが、電子コンパスや電子高度計を持っているので登山でも活躍できます。
もちろん、ウォーキングやランニングにも使えます。
使ってみました
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機能概要
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ワイド3.0V 型 半透過型 TFT 液晶 (バックライト付き)
です。
太陽光の下でも見え、バックライトで暗闇でも見えます。
当たり前ですが、地図表示はカラーのほうが絶対みやすいです。
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タッチパネル式なので直感で操作できます。
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ハンディ GPS としての基本機能に加え電子コンパスや電子高度計を備えています。
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日本全国版の昭文社
MAPPLE デジタルデータ
を搭載しています。
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地図表示をノースアップ/ヘッドアップに切替できます。
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画面タッチで地図をスクロールできます。
進行方向がどうなっているかチェックできます。
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MTSAT 対応の DGPS で高精度です。
MTSAT は多目的衛星 (Multi-functional Transport Satellite) で、国土交通省航空局 (CAB/MLIT) 及び気象庁 (JMA) が共同開発し、宇宙開発事業団 (NASDA) 及び宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が打ち上げた大型の静止衛星。
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3モード設定切替(自転車/ランニング/ウォーキング)ができます。
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10m〜200kmスケールに14段階切替できます。
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目的地検索機能があります。
50音/業種別/電話番号/住所/登録地点/地図から検索できます。
自由に設定できる登録地点数は100個です。
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問題はあります。
地図が ROM 化されているため更新ができません。
また、日本地図だけなので海外では使えません。
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付属ソフトの ATLASTOUR Planner で走行ルートを作成して本機に表示できます。
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ログ機能があり、移動ルートや各種走行データを記録します。
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ログ機能を使うには microSD カードを本体に実装する必要があります。
仕様上は 2GB 以下の microSD または 8GB 以下の microSDHC をサポートします。
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ログ記録間隔1秒で1日平均3時間記録した場合、2GB microSD カードに約3年分のログを保存することができます。
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付属ソフトの ATLASTOUR Plus を使って移動ルートに画像やコメント貼付けができます。
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スポーツ業界で採用されている 2.4GHz ワイヤレスネットワーク規格
ANT+
に対応しています。
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この ANT+ を使って ASG-CM21 にセンサを追加することができます。
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ASG-CM21 用オプションとして「OP-ANTSP01 (速度センサ)」「OP-ANTCA02 (回転数センサ)」「OP-ANTHR03 (心拍数センサ)」をワイヤレス接続できます。
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バッテリ寿命は 15時間
と十分です。
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付属品は以下です。
USB ケーブルは付属していません。
- リチウムイオン充電池 (OP-LB1100)
- AC アダプター
- 自転車用マウントブラケット
- 取扱説明書・保証書
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チャリンコツアーで使ってみました
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チャリンコのハンドル部に搭載して、走行中の位置および目的地までの距離、正確な現在時刻の把握が主な使い方です。
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半透過型 TFT 液晶はチャリンコでの屋外で使うことを前提(バックライト OFF)にすると、見やすいというレベルではなく、なんとか見えるというレベルです。
ウォーキングや登山の用途ではバックライトが使えるので、見易さの問題はないです。
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バッテリの持ちは良く、8時間程度の走行で休憩時間にも電源を入れたままでしたがバッテリはまだまだ持つような感じでした。
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通常使用の範囲では地図描画速度は速く実用的です。
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一番の問題は走行軌跡が地図に表示されないこと。
これがないので進行方向把握を間違うことがありました。
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地図をヘッドアップ(進行方向が上になる表示)で使うと、停止時は電子コンパスで方位を検出し、走行時は GPS で方位を検出しているような動きでした。
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これって実用的です。
なぜかというと電子コンパスは信号機や街中の磁気の影響で正しい方位を検出するとは限らないからです。
周囲の磁気の影響で地図がグルグル勝手に回転されたら走行どころじゃないです。
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GPS での方位検出は走行していないとできませんが、磁気には影響されず正しい方位が検出できます。
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登山では周囲の磁気の影響は受けないので、電子コンパスが実用的に便利に使えるでしょう。
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地図の前方参照
ができるので、この先に何があるか判り、知らない道路でも安心して走行できます。
ASG-CM21 にはナビ機能はないですが、目的地までの方向を直線で表示してくれるので、これと地図前方参照で間違いなく目的地に到達できました。
ドキュメント
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ASG-CM21 取扱説明書
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ATLASTOUR Plus/Planner 取扱説明書
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カタログ