ActiveSync3.5

jornada720 では ActiveSync でのPCとのインタフェースはUSB, RS-232C, IrDA, LAN のいずれかとなっています。 RS-232Cで接続は何の問題もなく動作しましたが、USBでは少々苦労しました。 IrDA では試していません。



USBケーブルで ActiveSync

jornada720 をドッキングクレードルに装着させると、USBインタフェースが使えるようになります。 USBコネクタはドッキングクレードル側に付いているのです。

早速、USBで接続しようとしましたが、PCの Windows-Xp が認識してくれません。 なぜだろう???

HPサポートページによると以下のように書いてありました。

  1. Windows-Xpのレジストリ
     HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Enum\USB\VID_03F0&PID_2016
    を削除する。

  2. PCを再起動して、ActiveSync3.5 をインストール。

  3. インストール中に画面から指示が出たら、USBケーブルをつないで接続を確立させる。

なんだかよく判らないですが、ActiveSync3.5をアンインストールしてから、ともかくこの通りやってみました。

<結果>
あらら不思議。 USB接続の ActiveSync で同期とれました。 成功です。

やはり、RS-232C と違い USB の ActiveSync は10倍は速いです。 でも、LAN経由のほうがもっと速いです。 ともかく、Windows-Xp でも正常に USB接続できると言うことを確認できました。



LANで ActiveSync

USBケーブルでActiveSync3.5がやっと動作するようになりました。 RS-232Cと違い10倍は速いです。 でも、LAN経由のほうがもっと速いです。 そこで、LAN経由で ActiveSync が動作するように設定しました。 LANは有線でも無線でもどちらでも構いません。

  1. USB, RS-232C, IrDA いずれかの方法でパートナーシップを確立させる。 これが重要です。 最初だけはこの方法でパートナーシップを結ぶ必要があります。

  2. デスクトップPCから ActiveSync を起動し「ファイル」「接続設定」の「ネットワークとリモートアクセスサービスの接続をこの PC で有効にする」をチェックする。

  3. jornada720 のコントロールパネルから「ネットワーク」を起動し、使用中のデバイスを選択して「プロパティ」「ネームサーバー」にある「プライマリWINS」にデスクトップPCのIPアドレスを設定する。

  4. jornada720 の「スタート」「プログラム」「通信」から ActiveSync を起動する。 ここで出てくるウィンドウで「ネットワーク接続」を選択し、「接続先」にデスクトップPCの名前を入力する。(既にデフォールトで名前が入っているはず。) そして、このウィンドウにある「接続」ボタンを押す。 これでリンクが確立します。

スピードが全然違います!!! LAN経由ActiveSyncは凄まじく速いです。